〜金子みすゞ 私と小鳥と鈴、花のたましい〜
ご縁があり、一龍斎春水さんの講談を聴いてきました。初めて講談という物を聴きましたが、春水さんは、超有名な声優の方でもあるので、語りに情景が浮かび、何度も涙を拭いました。
26才という若さで自ら自分の人生を終わらせた、金子みすゞさん。無念だったと思いますが、後世に語り継がれる詩を残していて、想いはずっと生き続けています。
私の大好きな言葉『みんな違って、みんな良い』
そして、今回始めて知った詩【花のたましい】
精油は花のたましいなんだなぁと気づきました。
散ったお花のたましいは、
み佛さまの花ぞのに、
ひとつ残らずうまれるの。
だって、お花はやさしくて、
おてんとさまが呼ぶときに、
ぱっとひらいて、ほほえんで、
蝶々にあまい蜜をやり、
人にゃ匂いをみなくれて、
風がおいでとよぶときに、
やはりすなおについてゆき、
なきがらさえも、ままごとの
御飯になってくれるから。